平野恵一氏 掛布2軍監督から後進育成
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オリックスで現役生活にピリオドを打ち、今季限りで引退した平野恵一氏(36)が阪神の2軍守備走塁コーチに就任することが24日、分かった。2軍で内外野兼任の守備走塁部門を任される。
07年オフに交換トレードでオリックスから阪神に移籍し、08年シーズンから5シーズン、金本新監督とプレーしたガッツマンがタテジマ復帰を果たすことになった。阪神時代は野手のみならず、能見ら投手陣からの信頼も厚く、新監督とも気心知れた仲である同氏に白羽の矢が立った。
金本監督は就任会見で「情熱のあるコーチ。僕についてきてくれるコーチ」と招聘(しょうへい)の条件を語り、「気持ちのないコーチを選ぶつもりはない」と話していたが、現役時代ヘッドスライディングやダイビングキャッチが代名詞だった平野氏のプレースタイルは、まさに金本監督の信念と合致する。掛布雅之2軍監督のもと、後進の育成に尽力する。