下柳氏 球児の虎復帰の可能性を示唆?
阪神OBで野球解説者の下柳剛氏(47)が28日、読売テレビの情報番組「す・またん!」に出演し、金本阪神への期待を熱く語った。さらに今季限りで四国ILp・高知を退団した藤川球児投手(35)に対して「金本に説得されたら“ウン”というかもしれない」と、復帰の可能性を示唆した。
今季50試合に登板した安藤優也投手(37)、同61試合の福原忍投手(38)について「登板過多になってちょっと心配してる。年齢もあるし」と指摘。呉昇桓についても「メジャーに行きたがってるし」とリリーフ陣の不安材料を上げた。その上で「球児は金本に説得されたらウンというかもしれない」と戦友のタテジマ復帰に期待を寄せた。
また同級生の矢野燿大氏(46)も来季の作戦兼バッテリーコーチに就任。自身にも入閣への打診があった?という司会者から問いかけには「何とも言えないですね。嫌われていたのかな」とケムに巻いた。
矢野新コーチには「ピッチャーの気持ちくめる、バッターの様子を瞬時に感じ取れる捕手の養成を」と投手の立場で要望。来季12年目の岡崎太一捕手(32)を「ずっと使ってもらってないけど、一度使ってみてほしい」と提案した。さらにファンの期待を集める梅野隆太郎捕手(24)についても「飛ばせるのは魅力だけど、打率が・239。もう少し数字が上がってほしい。でも梅野、(ドラ2の)坂本あたりが活躍してくれると、鶴岡あたりがうかうかしていられないよ」とゲキを飛ばした。さらに「岡崎、小豆畑あたりが刺激しあって1軍に定着してくれると面白い」とさらなる切磋琢磨(せっさたくま)を期待した。
また金本新監督は「叩き上げで練習でいまの地位を築き上げた。練習はかなり厳しくなる」と地獄キャンプを予想。現役時代は「試合後、金本と食事の約束はできなかった。彼は試合後もずっと練習をしていたからね」と練習の虫ぶりを明かした。