安達さんに元同僚ら300人がお別れ

斎場の入り口に飾られた安達さんの写真や記念品=神戸市長田区
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 肝不全のため7日に死去した元阪神ドラフト1位の安達智次郎さん(享年41)の葬儀・告別式が9日、神戸市内の斎場で営まれた。阪神・高野栄一球団本部長(52)、田中秀太スカウト(38)、野球評論家・関本賢太郎氏(37)ら現役時代の関係者を含む約300人が最後の別れを告げた。

 阪神・山田勝彦2軍バッテリーコーチ(46)は5年後輩にあたる安達さんについて、「彼は1年目、すごい速い球を投げるというのがすごい印象に残っています」と思い返し、「打撃投手としてもよく投げてくれた。すごい、いいやつでした。早いですよ」と突然の死を惜しんだ。

 斎場の入り口では安達さんが村野工のエースとして甲子園に出場した92年選抜大会の堀越戦のVTRが映し出され、故人をしのんだ。出棺時は西武・黒田哲史2軍内野守備・走塁コーチ(40)ら高校時代のチームメートによって棺(ひつぎ)は担がれ、ゆずの「友~旅立ちの時~」がBGMで流れる中、参列者に見送られた。

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