ドラ2坂本が3000メートル走トップ
阪神の新人合同自主トレが11日、兵庫県西宮市の鳴尾浜球場で行われ、3000メートル走でドラフト2位・坂本誠志郎捕手(明大)が1位でゴールした。タイムは11分21秒で、昨年トップだった石崎の記録を14秒更新した。
坂本は「短距離はあまりにも遅いので、長距離しか目立てない。普通に走ったらトップになれるかなと思いながら走っていました」と、狙い通りの結果を満足そうに振り返った。
前評判で板山(亜大)、青柳(帝京大)らが有力視されていたことで奮起。「僕の名前は1回も出てこなかったので、見返してやろうと思っていました」と明かした。
ドラフト1位の高山(明大)は12分8秒で5着、6着の竹安(熊本ゴールデンラークス)も12分13秒。全員が一昨年にトップだった横田の12分20秒を上回るハイレベルなレースだった。
伊藤トレーニングコーチは「1周間違えたかなと思うぐらい。皆、そのぐらい好タイムでした」と、今年のルーキー6人の持久力を評価していた。