金本監督 赤星氏入閣考えていた
阪神・金本知憲監督(47)が27日、読売テレビの「かんさい情報ネットten 金本監督にモノ申す!SP」に生出演し、共演した球団OBで野球解説者の赤星憲広氏(39)が、同監督と入閣について話し合っていたことを明かした。
質問に答える形で番組が進行する中で、なぜ赤星氏がコーチにならなかったのかとの疑問が寄せられた。苦笑いの金本監督が「(赤星氏は)来てくれないでしょう。忙しくされてますから」と返すと、話を振られた赤星氏は「正直、金本さんと話はさせてもらいました」とコーチ就任について話があった事実を認めた。
赤星氏は、就任に至らなかった理由を「(金本監督が)僕の体のことを気にかけてくださった」と説明。現役引退の原因がダイビングキャッチを試みた際に発症した中心性脊髄(せきずい)損傷だったことなどを考慮されたとした。
金本監督は赤星氏の指導力について「守備や走塁、盗塁のスペシャリストですから」と高く評価。「体が元気であれば金本監督をサポートしたい」と話す同氏に対して「(他球団に)行ったらビビリますよね」と“裏切り行為”がないよう釘を刺していた。