阪神・岩貞、江夏氏から金言に奮起誓う
2枚
「阪神春季キャンプ」(18日、宜野座)
3年目の岩貞祐太投手(24)が視察に訪れたOBの江夏豊氏(67)から金言を授かった。
ブルペンで50球投じた後、捕手後方から見守っていた大先輩にあいさつに出向くと、悩んでいたクイックモーションについて自分から質問をぶつけた。江夏氏からは「フォーム全体を意識して力が入るより、左足をちょっと意識するだけでいい」とアドバイスされた。
通算206勝193セーブの名球会左腕に身ぶり手ぶりで指導された岩貞は「ブルペンで自分の感覚にしていかないといけない。実戦で使えるようにしていきたい」と力を込めた。
2013年度ドラフト1位で入団も、2年間で通算2勝5敗と伸び悩んでいる。偉大なOBから「何を悩んどるんや。いい球いっとるから自信もっていけ!」とゲキを飛ばされた背番号17は「応援していただけるのはありがたい。全力で結果を残したい」と奮起を誓っていた。