「阪神春季キャンプ」（２６日、宜野座）

　ドラフト１位・高山俊外野手（明大）が、大学時代にも経験のない三塁の守備に挑戦した。

　午後のウエートの前に久慈内野守備走塁コーチとともにサブグラウンドへ行き、ノックを開始。２１球と球数は少なく「感想は特にないです。少しだったので」とクールに振り返った。

　１軍キャンプ合流初日となった前日は、日本ハムとの練習試合に「７番・指名打者」で先発。九回の第４打席で、相手投手を強襲する１軍初安打を記録した。

　今後、内野の守備練習を続けるかとの質問には「それは分からないです」と答えたが、ここまでの時点ですでにその打力は高い評価を集めている。守れるポジションが増えれば、おのずと試合出場のチャンスも増えそうだ。