福留 先制2ラン&守備では美技
「巨人-阪神」(7日、東京ドーム)
阪神が4番・福留の2号2ランで先制した。開幕3戦目の3月27日・中日戦(京セラドーム)以来、9試合ぶり一発を放った。
0-0の四回、1死から3番・ヘイグが四球で出塁。続く福留は1ボールからの2球目、プロ初登板初先発の巨人・平良が投じた133キロカットボールを振り抜いた。高々と舞い上がった打球はG党で埋め尽くされた右翼席に吸い込まれていった。「初対戦のピッチャーだということはあまり気にしていませんでした。ランディ(メッセンジャー)が0点で抑えてくれていましたし、なんとか先に点を取ってあげたいと思っていました。いい一発が打てました」と納得の表情を見せた。
福留は三回裏の守備で平良の右前への打球を捕球後、一塁への好送球でライトゴロを成立させていた。
阪神はこの後、さらに2死満塁と攻め、メッセンジャーが右前に2点適時打。一挙、4点を奪い、平良をマウンドから引きずりおろした。