阪神 スタメン復帰のゴメスが逆転打
「阪神-DeNA」(12日、甲子園球場)
帰ってきた主砲が早速、一仕事だ。初回に1点を先制された阪神はその裏、2死から一、二塁のチャンスをつくると、バッターはスタメンに復帰したゴメス。1ボールからの甘い変化球を逃さず、左中間を破る逆転の2点二塁打とした。
「打ったのはチェンジアップ。フォアボールが2つ続いたから、カウントを整えてきたら積極的にスイングを仕掛けていこうと思っていたんだ。2打点も挙げるバッティングができてよかったよ。ただ、先輩のフクドメサンをたくさん走らせることになってしまって申し訳ないね」
9日の広島戦で腰の張りを訴え途中交代。10日の広島戦は欠場していたが、オフの11日は甲子園のクラブハウスの流水プールで患部のケアに務め、試合に間に合わせた。
チームはこの後、続く西岡にも中前適時打が飛び出し、3点目。この日が22歳の誕生日となった先発の藤浪を援護した。