ドラ6板山が先制2点打、2戦連続5番
「阪神-ヤクルト」(6日、甲子園球場)
2試合連続で5番に抜てきされた阪神のドラフト6位ルーキー・板山祐太郎外野手が、初回に先制の右前2点打を放った。
1死満塁で迎えた第1打席。カウント1ボールからの2球目、136キロのストレートをきれいに引っ張り込んだ。打球は一、二塁間を破り、高山、鳥谷が生還。「チャンスだったのでファーストストライクから打ちに行こうと思った。センター返しを心がけていたので、ヒットゾーンへ打ち返すことができたと思います」。昨季、防御率1・50と抑え込まれた難敵から、価値ある先取点を奪った。
初めて5番に抜てきされた5日の中日戦では「打順を気にせず、できることをやろうと思った」と語っていた板山。チームとしても、初回に放った3安打はいずれもファーストストライクの直球を捉えたものだ。
凡打にこそ終わったが、無死一塁から大和が打って行ったのも初球のストレート。策を徹底し、実績ある右腕の立ち上がりを見事に攻略した。