新井良 決勝弾「ファンの方のおかげ」
「DeNA2-3阪神」(13日、横浜スタジアム)
途中出場の阪神・新井良太内野手(32)が2-2の九回1死、山崎康から値千金の勝ち越し2号本塁打を放った。4月27日・巨人戦(甲子園)以来の今季2号。DeNA戦では、14年4月27日以来の一発となった。
カウント1-1からの3球目を捉え、左翼スタンドへ飛び込む会心の一撃。「完璧でした。山崎くんはすごくいいピッチャーなんで、とにかく積極的にいこうと思って打ちました。芯でしたし、たくさんのファンの方のおかげであそこまでいったと思います」と、充実した表情を浮かべた。打った後にバットを放り投げたことには「あれは意識しているわけじゃないんですけど…。極力やりたいないんですけどね」と、少し恥ずかしそうに話した。
七回に代打で出場したが、井納の前に遊ゴロに倒れていた。しかし第2打席でチームを勝利に導く一発。チームは連敗を3で止め、再び貯金1とした。「貯金うんぬんはどうでもいいと言ってはおかしいですけど、とにかく毎日毎日、これだけたくさんのファンの方が来てくださっているんで、何とかあしたも頑張ります。若い人、中堅、ベテラン一致団結して頑張ります」と、ファンに約束した。