鳥谷激走 ビデオ検証で判定覆り得点
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「交流戦、楽天9-1阪神」(31日、コボスタ宮城)
本塁クロスプレーでビデオ検証が行われ、アウトがセーフに覆った。
阪神が0-3で迎えた六回の攻撃。1死から鳥谷が、楽天先発・則本の145キロ高め直球を捉え、チーム初安打となる中前打を放って出塁。続く上本が左翼線への二塁打を放つと、鳥谷は一塁から一気にホームを目指した。
楽天は打球を処理した左翼・ウィーラーから、遊撃・茂木、捕手・足立へ完璧ともいえる中継プレー。送球を受けた捕手・足立は、滑り込んできた鳥谷の左脚付け根付近にタッチ。球審はアウトを宣告した。
しかし約8分間のビデオ検証、判定が覆り、セーフに。審判員は場内アナウンスで「リプレー検証の結果、アウトと判定しましたが、走者の足がタッチより早くホームベースに入っていましたので、セーフといたします」と説明した。
しかし、この試合での阪神の得点はこれだけ。投手陣も9点を失って完敗し、借金1となった。