福留 敬遠に球場内大ブーイング
「交流戦、阪神-オリックス」(20日、甲子園球場)
日米通算2000安打にあと2と迫っている阪神・福留孝介外野手(39)が、六回の打席で敬遠され、甲子園に大ブーイングが巻き起こった。
両チーム無得点で迎えた六回、先頭の西岡が、オリックス先発・西から中前打を放って出塁すると、続く原口が犠打を決めて1死二塁。ここで4番・福留が打席に入った。
しかしオリックスベンチは、第1打席で右中間二塁打、第2打席で右前打を打たれた福留を歩かせることを選択。捕手の若月が立ち上がると、スタンドの虎党はため息をつき、ブーイングした。
結局、福留が歩いて1死一、二塁としたが、伊藤隼は二ゴロ、中谷は空振り三振に倒れ、得点はならなかった。