バレー竹下「たくさんの力のおかげ」
ロンドン五輪で過去最多の38個のメダルと80の入賞を果たした日本選手団の解団式が14日、都内のホテルで行われた。
3位決定戦で韓国を破り、28年ぶりのメダルとなる銅メダルを獲得したバレーボール女子の日本代表は、メダルをかけて成田空港に帰国し、多くの歓声を浴び笑顔を満開にした。
解団式後に行われた会見では、主将の荒木絵里香(27)=東レ=が「応援ありがとうございます。チーム一丸になれました。皆の思いがつながってメダルを取れてうれしいです」と感謝を口にした。大会中にプロ野球広島の江草仁貴投手(31)との結婚が公となったセッターの竹下佳江(34)=JT=は「やっとメダルを取れました。本当にこの素晴らしい仲間、たくさんの力のおかげです」と喜びをかみしめた。
エースの木村沙織(25)=東レ=がトルコリーグに移籍するなど、個々がさらなる飛躍を目指す。76年のモントリオール五輪以来となる金メダルへ、リオ五輪へ期待が膨らむ。