五輪メダリストが銀座パレード

 日本オリンピック委員会(JOC)は16日、ロンドン五輪のメダリストが20日に東京・銀座で凱旋パレードを行うと発表した。主催のJOCによると、メダルを獲得した選手全員が参加予定で、初めての試みとなる。ロンドン大会は日本の五輪史上最多となる38個のメダルを獲得した。

 JOCの竹田恒和会長は「全国から応援いただいた方々への感謝の気持ちを込めてやりたいと思う。2020年東京五輪招致の機運を高めることにもつながればいい」と述べた。

 オープンカー2台とオープンバス5台の編成で、午前11時から20分間、銀座中央通りの銀座通り口交差点から銀座8丁目交差点まで約1キロをパレードする計画。レスリング女子55キロ級を3連覇し、開閉会式で旗手を務めた吉田沙保里(ALSOK)や体操男子個人総合の内村航平(コナミ)ら金メダリスト7人がそろう。サッカー女子で銀メダルを獲得したなでしこジャパンの選手も参加する。

 JOCの市原則之専務理事は「東日本大震災から初の五輪で、今回は特別な意味を持つ五輪だった。沿道に10万人規模が集まるのではないか」と予想した。

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