内村、ストーカー恐怖?「女の子に…」

 ロンドン五輪の体操男子個人総合金メダリストの内村航平(23)=コナミ=が22日、都内で行われた財団法人上月スポーツ・教育財団主催の「上月スポーツ賞」の表彰式に出席した。五輪後、過熱する一方の内村フィーバー。埼玉県内の自宅前に女子中学生をはじめとするファンが現れたことを明かし、“ストーカー”の出現に懸念を示した。

 20日に銀座で行われ、50万人を集めたメダリストパレードでは「僕の名前の書いてあるうちわを持った人がいっぱいいて、ビックリ。ほんのちょっとアイドル気分を味わえた」と話していた内村だったが、実はアイドルも真っ青の“事件”に遭遇していた。

 「最近、家の近くで女の子に追いかけられたことがあった。駐車場で目が合って、自転車で一度は通り過ぎたんだけど、その後追いかけられて…。怖くなってすぐに家に上がった」

 銀座パレード前日、車で帰宅した内村を、中高生と見られる女の子が発見。待ち構えていたかどうかは定かではないが、過熱する一方のフィーバーに、戸惑いは隠せない。「こういうことが多くなると困りますね。さすがに家まで来られるのは…。ストーカーかと思っちゃう。競技場で応援してもらえれば…」と、懸念を示した。

 同様の事例としては、なでしこジャパンの沢穂希が、昨年のW杯優勝以降のフィーバーでファンが自宅周辺に押し寄せ、引っ越しを余儀なくされたことがあった。内村は「引っ越しまでは考えてません。人が多くなったら、大きな声で『やめてください』と言うんで」と、苦笑いで話したが、五輪以降、人気急騰中だけに状況が悪化していく可能性もある。

 先日は練習場で高齢の女性に「これで冥土の土産ができた」と声を掛けられ、「いやいや、頑張って長生きしてください」と話したという。子供からお年寄りまで女性人気でも“オールラウンダー”ぶりを発揮する絶対エースに、思わぬ悩みの種ができてしまった。

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