7人制ラグビー女子日本代表が合宿公開 リオ五輪へ男子選手相手の猛特訓
リオ五輪の新種目、7人制ラグビーの女子日本代表(サクラセブンズ)が5日、五輪に向けた最後の強化合宿を報道陣に公開した。
合宿は、6月30日から7月20日まで3週間に及ぶ長丁場。5日は北海道バーバリアンズの男子選手たちを練習相手に激しいタックル、ブレイクダウン(密集戦)を反復練習した。
中村知春主将(アルカス熊谷)は、「私たちの目標は金メダル。これまで5年間かけて成長してきたけれど、ここから残り30日間もギリギリまで追い込んで成長しないと届かない」と猛練習を宣言。「世界の上位チームにも負けないように、男子選手のスピード、プレッシャーにさらされながら、正確なプレーができるようにならないと」と唇を結んだ。
午後はカナダ、英国、ブラジルという対戦相手を想定したアタックを練習。浅見敬子HC(ヘッドコーチ)は「カナダも英国も強豪だけど、ワールドシリーズでも接戦できている、相性の良い相手。ブラジルには相手のリズムに付き合わなければ勝てる。スクラムやPKからのムーブも用意して戦いたい」と話した。