鉄人JKゆとり知らず!池江璃花子の夏は大忙し 7種目出場備え“実戦”ラッシュ

 競泳のリオデジャネイロ五輪日本代表が8日、三重県鈴鹿市で合宿を公開した。日本記録を持つ女子100メートルバタフライなど、五輪で日本勢最多の7種目にエントリーしている東京・淑徳巣鴨高1年の池江璃花子(16)=ルネサンス亀戸=は、帰国翌日に広島市での全国高校総体(インターハイ)に出場する意欲を示し、その後も大会に出場していく予定。池江らは9、10日に三重県選手権(鈴鹿)に出場する。

 4日に16歳になったばかりのスーパー女子高生・池江が、フル稼働の夏を満喫する。初めての五輪は、100メートルバタフライなど個人4種目、リレー3種目の計7種目にエントリー。もっとも、地球の裏側から8月17日に帰国後も、休む予定はない。

 帰国してから、そのまま広島へ直行。18日からレースに出場する。「全中(中学総体)の金メダルは1個しか持っていなくて。中学の時は悔しい思いをいっぱいしたので、高校では3連覇したい!!」。18日に予選・決勝が行われる50メートル自由形と、19日の100メートル自由形で2冠を狙う。

 17日に行われるリレーについても「本当は出たかったけど、間に合わない」と、水が恋しくて仕方がない様子。インターハイ後は、8月末のJOCジュニアオリンピックカップ夏季大会(辰巳)、9月初旬の岩手国体にも出場する予定で「楽しみ!!レースが続くけど、その中でも記録を狙いたい。濃い夏にしたい」と語った。

 リオでの頂点を見据え、三重県選手権に出場する。50メートル自由形など個人では4種目に出場する予定で「高いところを狙っていきたい」と、記録更新に意欲満々。“鉄人JK”が、ハードな夏のスタートダッシュを決める。

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