大山志保 金メダル獲得プラン完成だ!米の豪邸で2泊“最終調整”

 「女子ゴルフ・大東建託いい部屋ネットレディース・第1日」(29日、鳴沢GC=パー72)

 リオデジャネイロ五輪代表・大山志保(39)=大和ハウス工業=の“金メダル獲得プラン”が固まった。8日に日本を出発。米ヒューストンに確保した“前線基地”で時差及びコンディション調整を行い、11日に現地入りする。この日は4バーディー、3ボギーの1アンダー、71で19位発進。徐々に調子を上げ、リオでピークに持っていく。金田久美子、笠りつ子ら4人が4アンダー、68で首位に立った。

 スタート直前の選手紹介で「リオ五輪代表の大山志保選手」とアナウンスされ、大山の表情がキリリと引き締まった。「あんなふうに言われると思っていなかった。変なショットはできないなと思いました」。盛り上がりを見せ始めた五輪ムードを肌で感じた。

 臨戦態勢が整いつつある。出発日程がようやく8日に決まり、現地入り前にいったん“前線基地”に入る。キャディーのデイナ・ドリューさん(60)の妹さんが住む豪邸で、広大な敷地にプール、ジムを備えているという。「犬が3匹いるんだそうです。リオまでは長旅だけど、私は一回休めるから大丈夫」と心強い限りだ。

 ここに2泊して、調整ラウンドもこなし、10日夜にリオ行きの飛行機に乗る。最大の不安材料だった首痛も、この日は痛み止めなしでフルスイングできる状態まで回復。「首は大分良くなった。来週も試合に出て、徐々に上方修正できると思います」。一世一代の大舞台へ、見通しは明るい。

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