競泳で日本新ラッシュ!16歳池江は2つ「ここまでとは」
「リオ五輪・競泳」(6日、五輪水泳競技場)
2個以上の金メダルを狙う日本代表は、初日の予選からいきなり日本新記録を連発した。まずは、女子100mバタフライで、16歳の池江璃花子(ルネサンス亀戸)が自らの日本記録を0秒30更新する57秒27で準決勝進出。「57秒台は出たかなと思ったけど、ここまでとは」と目標である決勝進出へ弾みをつけた。
池江は女子400mリレーでも日本(内田美希、池江、山口美咲、松本弥生)の一員として出場し、3分36秒74で日本新記録を6年ぶりに更新。決勝に進んだ。
女子400m個人メドレーでは、今年2月に日本記録を樹立した清水咲子(24)=ミキハウス=が、自らの記録を更新する4分34秒66で決勝進出。「自分の好きな時間帯だったので体が動いた。決勝では最後の自由形が勝負になる。4分33秒台を狙う」とさらなる記録更新に気合を入れた。
さらに、男子100m平泳ぎでは、小関也朱篤(24)=ミキハウス=が、北島康介の日本記録まで0秒01差に迫る58秒91をマーク。自己ベストを0秒70更新し、「ここまで速いタイムは予想してなかった」と驚いた様子で、準決勝以降の“北島超え”とメダル獲りを見据えた。