萩野公介が今大会日本初の金メダル!瀬戸は銅!400個人メドレーでW表彰台
「リオ五輪・競泳男子400m個人メドレー・決勝」(6日、五輪水泳競技場)
前回ロンドン五輪銅メダルの萩野公介(21)=東洋大=が4分6秒05の日本新記録で、今大会日本選手団初の金メダルを獲得した。世界選手権2連覇中の瀬戸大也(22)=JSS毛呂山=は4分9秒71で銅メダル。同学年のライバル2人がダブル表彰台を決めた。
予選は余力を残して4分10秒00の3位で通過した萩野が金メダルの期待に応えた。バタフライでは瀬戸に続く2位だったが、得意の背泳ぎで首位に立つ。予選1位のチェイス・カリシュ(米国)の猛追をしのぎ、そのまま押し切った。
「本当にいろいろありましたが、平井(伯昌)先生に金メダルをかけたい一心で泳ぎました」と喜びの一声。昨夏フランス合宿中に自転車で転倒。同年8月の世界選手権(ロシア)を欠場するなどの災難もあったが、大一番のリオに向けてしっかり仕上げた。
レースは狙い通りの展開。「平泳ぎでいい泳ぎができてラスト自由形にいけた。最後、チェイスが怖かったですけど、競り勝てて良かった」とレースを振り返った。