引退表明の山口美咲、最後のレースで経歴間違えられる「いえ2回目です」
「リオ五輪・競泳女子4×100mリレー・決勝」(6日、五輪水泳競技場)
日本(内田美希、池江璃花子、山口美咲、松本弥生)は、3分37秒78のタイムで8位だった。オーストラリアが逆転で優勝。3分30秒65の世界新記録を樹立した。
山口美咲(26)=イトマンSS=は「最高の水泳人生でした」と引退を表明した。だがそのインタビューでなんと「初めてのオリンピックの決勝でしたが」と問われてしまった。山口は北京五輪の『女子4×200mリレー』でも決勝に進出しており、冷静に「いえ2回目なんですけど」と訂正。重ねて「北京のときに経験してるんですけど」と苦笑いした。それでも引退表明し「人生の9割が水泳だった」と感極まった。
だがその姿に、隣にいた松本が爆笑。アナウンサーから「笑顔ですね」と振られると「人生の9割が水泳なんて言うから…筋肉が9割じゃん!」とツッコミを入れるなど、メンバーは決勝の舞台に立てたことに充実感を漂わせた。