内村ら大声で国歌斉唱「声が裏返るくらい」
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「リオ五輪・体操男子団体・決勝」(8日、リオ五輪アリーナ)
予選4位だった日本(内村航平、加藤凌平、田中佑典、山室光史、白井健三)は、平行棒、床など得意種目で得点を伸ばし274・094点をマークし、アテネ五輪以来となる3大会ぶり7度目の金メダルを獲得した。
銀メダルがロシアで271・453、銅メダルが271・122点で中国だった。 表彰式ではロシア、中国の選手たちと握手を交わした後、日本の5人は手を取り合いながら、一番高い壇上に上がった。
金メダルを受け取った後は、待ちに待った国歌演奏と斉唱。内村は、「声が裏返るくらい歌ってやろうと思った」と、まるで小学生の音楽時間のように口を大きく開けて、競技以上に渾身(こんしん)の気合で君が代の歌詞を張り上げた。
ほかの4人もそれぞれが熱唱。その声を聞きながら、内村は「演奏がゆっくりで、ちょっと歌いづらかったが、みんなすごく大きな声で歌ってやろうとしていた」と満足顔を見せた。