柔道男子90キロ級 ベイカー茉秋、3連続一本勝ちで準決勝進出
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「リオ五輪・柔道男子90キロ級」(10日、カリオカアリーナ)
2015年世界選手権3位のベイカー茉秋(21)=東海大=が、準々決勝でアレクサンドル・イディア(フランス)に合わせ技で一本勝ちし、準決勝に進出した。1分40秒、大外刈りで技ありを奪うと、そのまま抑え込んだ。
ベイカーは初戦となる2回戦で、マルク・オーデンタール(ドイツ)を背負い落としで一本勝ち。3回戦でアレクサンダル・クリコ(セルビア)にも合わせ技で一本勝ちした。3試合連続一本勝ちで、準決勝に駒を進めた。
米国人の父と日本人の母との間に生まれ、東京で育ったベイカー。ピアノと柔道を並行して始めた6歳以来、日の丸を付けて戦うのを夢見てきた。先月13日の東海大学の壮行会では「何が何でも金メダル」と意気込んでいた。