体操個人総合銀・ベルニャエフに「金にふさわしい」のコメント多数
リオ五輪・体操男子個人総合で10日(日本時間11日)、最終演技種目の鉄棒で内村航平(27)に逆転され、0・099点差で銀メダルとなったオレグ・ベルニャエフ(ウクライナ)のインスタグラムには、「あなたこそ金メダルにふさわしい」などのコメントが寄せられている。
ベルニャエフは競技終了後、自身のインスタに、銀メダルを胸にした表彰台の写真と、母国語のほかに英語などで声援に対する感謝の思いを伝える動画をアップ。ブラジルのファンに向けても「声援をありがとう。本当に心強い応援でした」と感謝のメッセージを伝えた。
メダリスト会見では鉄棒で高得点を叩き出した内村に対し、海外メディアから「あなたは審判に好かれているんじゃないですか?」という質問が飛んだ。この質問に対し、ベルニャエフは「審判も個人のフィーリングは持っているだろうが、スコアに対してはフェアで神聖なもの。航平さんはキャリアの中でいつも高い得点をとっている。それは無駄な質問だ」とコメントしていた。
ベルニャエフのインスタには、母国ウクライナからだけでなく、スペイン、中国など世界各国から「あなたこそ金メダルにふさわしい」「君こそが真のチャンピオン」「あなたは最高」などとコメントが多数寄せられている。