萩野、銀メダルも悔い「もっといい勝負したかった」 フェルプスが4連覇

銀メダルを笑顔で披露する萩野公介=リオデジャネイロ(撮影・棚橋慶太)
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 「リオ五輪・競泳男子200m個人メドレー・決勝」(11日、五輪水泳競技場)

 萩野公介(21)=東洋大=は1分56秒61で2位に入り、銀メダルを獲得。400メートル個人メドレーでの金、800メートルリレーでの銅に続き、今大会3個目のメダルとなった。

 150メートルの折り返しでは5番手争いを演じていた萩野だが、最後の50メートルとなった自由形で激しく追い込むと、世界記録保持者のライアン・ロクテ(米国)らをかわして、2位でフィニッシュした。

 萩野はレース後「もっといい勝負したかったのが、率直な感想。五輪を6日間通して戦い切る力が全然、なかったということで、今は素直に疲れました」と狙っていた金メダルを逃し、悔いを見せた。

 それでも最後は「フェルプスやロクテもいて、こういう最高の場で泳げたことを喜びをかみ締めて泳ごうと思ってました」とサバサバした表情で、リオ五輪最後のレースを振り返っていた。

 マイケル・フェルプス(米国)が1分54秒66で、五輪競泳史上初の4連覇を達成。五輪史上最多の通算22個目の金メダルを獲得した。

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