【篠原信一コラム】康生監督おめでとう!全階級でメダルさすがです!
柔道も最終日。女子78キロ超級の山部は、ようやりました。本来の金メダルではなかったでしょうが、これをバネに東京五輪につなげてもらいたいですね。
男子100キロ超級の原沢は、決勝でリネールと当たるのを楽しみにしていました。リネールが若干消極的だったと言われてますけども、まだ力の差があるからああいう、さばかれるような柔道をされてしまったのかなあと思います。リネールが東京に出るのかはわかりませんが、原沢にはクソーッという思いを持って、次に当たった時は投げて勝つぐらいの力をつけてもらいたい。若いし、まだまだこれからの選手。東京に向けてしっかりと稽古を積んでほしいですね。
ロンドン五輪の後にルール改正が行われ、組まないと指導を取るようになりました。こういったことから本来の組んで一本を取る柔道になり、日本選手が有利だと言われてましたが、外国人選手もある程度対応してきています。ただ(原沢に優勢勝ちした)リネールがこのような試合展開ができたのも、新ルールのマイナス部分でもあるでしょうね。
井上康生監督の男泣きが良かったですね。決勝後に「お疲れさま。全階級でメダル、さすがです。日本に帰って来たら飲みに行こな」とLINEを送ったら「ありがとうございました。本当にみんな頑張ってくれました。私の誇りです」と返ってきました。祝杯が楽しみです。
卓球は水谷選手が日本選手初の銅メダル。すごい神ラリーを見せてもらいました。まばたきするヒマないから、目ぇが乾いて大変ですわ~。
テニスの錦織選手も劣勢やった試合をモノにしてすごかった。ああいうのを見ると、力入るわ~。もう寝不足でヘロヘロや。
前日の競泳・金藤選手の金メダルにも感動しました。一度はやめるつもりが、コーチとの二人三脚で…。ええ話やないですか。スポーツのドラマや感動秘話が聞けるのはオリンピックならでは。泣けてくるで~。