桐生祥秀は10秒23で予選敗退「悔いはない」
「リオ五輪・陸上男子100m・予選」(13日、五輪スタジアム)
予選7組の桐生祥秀(20)=東洋大=は10秒23の4位で、準決勝進出を逃した。準決勝には各組の2位までと、それ以外の選手の上位8選手が進むが、桐生は入れなかった。
桐生は京都・洛南高3年だった13年と今年6月に日本歴代2位の10秒01をマーク。日本選手初の9秒台に期待がかっていたが、予選で姿を消すことになった。
3連覇を目指すウサイン・ボルト(ジャマイカ)と同組だった。レース後には「自分の走りがうまくできたというか、悔いはないと思います。雰囲気は、ボルトがいることで全然違うんですけど、その中でも自分の走りをしようと心がけました」と振り返った。「4年前はオリンピックに出られるなんて考えていなかった。次の東京オリンピックで、4年間で僕はこれだけ成長したんで、またそのぶん成長したいと思います」と、次の東京五輪に目を向けた。