佳純が志願のエース対決制す「良いプレーが出来てよかった」

 「リオ五輪・卓球・女子団体・準々決勝」(13日、リオ中央体育館)

 ロンドン五輪銀メダルの日本はオーストリアを3-0で下し、2大会連続の準決勝進出を決めた。シングルスで1番手の福原愛(27)=ANA=が3-0のストレート勝ちで勢いをつけると、2番手の石川佳純(23)=全農=も相手のエースを3-1で撃破した。14日(日本時間15日)の準決勝ではドイツと対戦する。

 志願してのエース対決を制した。第2試合のシングルスに登場した世界ランキング6位の石川が同25位リュウを3-1で下した。「相手のエースにぶつかっていこうと思っていた。いいプレーができて、勝ててうれしい」と笑みがこぼれた。

 対戦経験のあるリュウとの勝負を村上監督に自ら申し出た。第1ゲームを落とす不安定な立ち上がりも、バックハンドで攻め、最後はフォアで決めるパターンで得点を重ね、3ゲームを連取した。

 準決勝のドイツ戦に向け「いつも通り冷静にやっていきたい」と話すと、隣の福原、伊藤が「はいっ!」といたずらっぽい笑顔で呼応。固く結ばれた絆で2大会連続メダルに挑む。

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