タカマツペア 変幻自在のコンビプレー 決勝進出導いた「戦術変更」

第1ゲーム、得点にガッツポーズする高橋礼華(左)と松友美佐紀=リオデジャネイロ(撮影・棚橋慶太)
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 「リオ五輪・バドミントン女子ダブルス・準決勝」(16日、リオ中央体育館)

 世界ランク1位の高橋礼華(26)、松友美佐紀(24)組=日本ユニシス=は、同5位の韓国ペアを2-0のストレートで下し、決勝進出を決めた。日本勢の決勝進出は12年ロンドン五輪銀メダルの藤井・垣岩組に続いて2大会連続。決勝では日本バドミントン界悲願の金メダルを目指す。

 力強く頂点への階段をさらに一歩上った。5月のユーバー杯で敗れるなど、決して相性の良くなかった韓国ペアをストレートで撃破。「誰にも負けない」と口をそろえる抜群のコンビネーションが冴えわたった。

 いつもの戦いでは前衛の松友が相手を崩し、後衛の高橋が決めるパターン。しかし、この日は高橋のスマッシュが浮きがちで決められないと見ると、戦術を変えた。

 「松友の前衛にくる球出しを意識した。それがうまくはまって、松友がしっかり決めてくれた。今日は2人で1つというプレーができた」と高橋。変幻自在の連係で難敵を圧倒した。

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