福原愛、東京五輪は白紙強調 美誠&佳純は意欲
「リオ五輪・卓球女子団体・3位決定戦、日本3-1シンガポール」(16日、リオ中央体育館)
福原愛(27)=ANA、石川佳純(23)=全農、伊藤美誠(15)=スターツ=で臨んだ日本は、シンガポールとの激闘を3-1で制し、銅メダルを獲得した。ロンドン五輪の銀に続き、2大会連続のメダル獲得となった。
日本中を感動に包んだ3人は表彰式終了後の同日夜(日本時間17日昼)、NHKの中継に銅メダルをかけて生出演。激闘を振り返るとともに、2020年東京五輪に向けての気持ちを口にした。
チーム最年少の伊藤は「4年後は二十歳になる年。東京五輪が開催されるのでしっかりそこの舞台に立てるように頑張りたい」と出場を見据えた。エースの石川も「4年後、もっともっと強くなって、もっとチームを引っ張って、役割を果たせるようになりたい」とさらなる活躍を誓った。
一方で、今回で五輪4大会連続出場のキャプテン・福原は31歳で東京五輪を迎える。「今は試合が終わったばかりで正直、何も考えられていません」と答えた。重ねて現役続行への思いを問われると、「そういったことも終わったばかりなので…。みんなで勝ち取った勝利に浸りたいと思います」と今後については白紙を強調した。