バド銅メダルの奥原、話題のつぶやきルーティーンに「集中して自分を信じる」
バドミントン女子シングルス3位決定戦で相手が棄権したため、不戦勝で銅メダルとなった奥原希望(日本ユニシス)が20日、日本テレビ系「ズームイン!!サタデー」に出演、話題のルーティーンについて「この舞台に立てることに感謝してるんです」と語った。
奥原はコートに入る前にラケットを抱きしめ、何かをつぶやく姿が姿が話題となった。「まずコートに立てることを感謝して、思いっきり楽しもうと自分に言い聞かせています」と勝負前のルーティーンを明かした。「シングルスは一人なので、集中して自分を信じることが大切」と重要性を語った。
また四方への礼と、対戦相手への深々としたお辞儀も話題となった。IOCの公式インスタグラムでも、奥原が深々と頭を下げお辞儀する姿が投稿されたほど。海外でも「日本人らしい」「素敵だ」と好意的な声が数多く寄せられた。「ゆっくり礼することで落ち着くのでキーポイントとなってます」と礼やお辞儀もルーティーンの一つであることを告白した。
3位決定戦の対戦相手だった2012年ロンドン五輪金メダルの李雪ゼイ(中国)が、左膝を負傷し、不戦勝になったことには「噂では漏れ聞こえてきましたけど、正式には昨夜です。戦いたかったです」と悔しさも見せた奥原。それでも表彰台に上り「真ん中に立つのはすごい。4年後、私も真ん中に立てるように頑張りたい」と東京五輪への意気込みを見せた。