【篠原信一コラム】逆転のニッポンに毎日興奮!感動!
リオデジャネイロ五輪は躍動感ある大会で、毎日興奮、感動しながら閉会式を迎えました。もう喉がかれましたわ。日本チームは金メダル12、銀メダル8、銅メダル21個と素晴らしい結果も出しましたし、出場していた選手、携わった人それぞれにドラマがありました。ほんまに最高な大会やったわ~。
これだけ興奮したんは、逆転勝利が多かったからとちゃうかなあ。女子レスリング、体操団体と内村選手、バドミントンのタカマツコンビ…まだまだありますが、これって選手がどんだけ練習してきたか、どんだけの思いで五輪の舞台に臨んだか、ということでしょう。
やっぱり練習しとかんと最後は力が出えへんのです。それだけの練習ができていたんでしょう。努力はうそをつかない。改めて強く感じました。
代表選手には本当に感動、勇気、夢を持つ大切さを教えられました。今回出られなかった選手たちも、東京五輪に向けてオレも!私も!と力をもらったはず。今から東京が楽しみや!
この後はまた9月7日からパラリンピックが始まります。柔道には僕の教え子、100キロ超級で2連覇がかかる正木健人選手も出るんですよ。代表選手には、この五輪の勢いに乗って頑張ってほしい。皆さん、引き続き応援しましょう!
何度も言うようですが、オリンピックの時だけじゃなく、もっといろんな場面で多くの競技を見せてほしいです。どうしてもメダルの絡む競技がピックアップされますが、同じように頑張ってる選手もいる。
マイナー競技、何て言うたらええんかな…普段あまり取り上げられない競技も、もっと見たい。裾野を広げるためにも、もっと幅広く伝えて欲しいです。パラリンピックもオリンピックの後やから放映されますが、同じ日本代表。もっと映せよ!と思います。
これまでは柔道の選手、監督やってて気づかなかったんですが、今回多くの競技を応援してきてそういう感想を持ちました。今年は最高に熱い夏休みやったな~!!!(デイリースポーツ特命リオ五輪応援団長)