タカマツ、金の次は世界選手権!「一番獲りたいタイトル」

 リオデジャネイロ五輪のバドミントン日本代表が25日、東京都内で取材に応じ、女子ダブルスで金メダルを獲得した高橋礼華(26)、松友美佐紀(24)組(日本ユニシス)は、次の目標に来年の世界選手権優勝を掲げた。金メダリストとして主な国際大会のタイトルを総なめにし、「絶対女王」の座を目指す。

 タカマツの新たな野望は壮大だ。「世界ランク1位は恐れ多いと思っていたけど、五輪で一番になれた。真の世界一になれた」と高橋は胸を張った。

 誇りとともに挑むのは新たな頂。「世界選手権は一番獲りたいタイトル」と、まず来年8月の世界選手権(スコットランド・グラスゴー)での初優勝に照準を合わせた。また、北京、ロンドン五輪男子シングルス金メダリストの名を挙げて「林丹のように五輪、世界選手権、全英(オープン)、団体戦、そういう(大きな)タイトルを獲りたい」と明言した。「松友にも言いました」と、おっとりした性格のパートナーにもハッパをかけた。

 今年3月に全英オープンを制し、リオ五輪も制覇。世界選手権やユーバー杯などの団体戦が今後のターゲットとなる。「バドミントンがうまくなるのが楽しい。これからも楽しくやって突きつめてやりたい」とマイペースな言葉を口にする松友も「世界選手権は8強もないので獲りたい」と力を込めた。

 次戦はヨネックス・オープン(9月20日開幕、東京体育館)。凱旋試合で金メダリストの力を見せつける。

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