スノボ銀 平野“アユム流”貫く!金ホワイトは感情爆発も「僕は滑り一本で黙らせる」
スノーボード男子ハーフパイプで2大会連続の銀メダルを獲得した平野歩夢(19)=木下グループ=と、ノルディック複合ノーマルヒルで同じく2大会連続の銀メダルを獲得した渡部暁斗(29)=北野建設=が15日、平昌のジャパンハウスで一夜明け会見を行った。
平野は“スノボ界のカリスマ”ホワイトとの歴史的死闘を振り返り「(ホワイトは)自分より重圧の掛かる最終滑走で決めたことのないトリックを決めてきた。あのメンタルにはビックリ。会場の雰囲気だったり、滑走順もあったと思うけど、彼のベストが出た大会だった」と、勝者を称えた。
会場を包み込んだホワイトへの声援、そして滑走後のホワイトの感情の爆発ぶりが劇的な逆転劇を演出したという見方もある。それでも平野は「僕は滑り1つで周りを黙らせることにこだわっている。観客を引き寄せるのは苦手で、同じようにはできない。1つのランでみんなを認めさせる。それを変わらずこだわっていきたい」と、自分の流儀を貫く姿勢を見せた。