町田、個人戦で逆襲だ「宇宙まで飛ぶ」
2014年2月11日
「ソチ五輪・フィギュアスケート団体・男子FS」(9日、アイスベルク・パレス)
新採用の団体で、日本は全8種目の順位点合計51点で5位に終わった。男子フリーでは町田樹(23)=関大=が開会式でも演奏された「火の鳥」を演じたが、ミスが響き165・85点で3位。それでも“氷上の哲学者”は、個人戦での壮大な“逆襲プラン”を予告した。女子フリーの鈴木明子(28)=邦和スポーツランド=も精彩を欠き、112・33点で4位に終わった。ロシアが75点で初代王者となり、全競技を通じてこの大会最初の金メダルを獲得した。
3位に終わった悔しさが、男の創作意欲をさらに刺激した。2本目の4回転ジャンプが3回転になるなどミスが出て、1位のプルシェンコとはわずか2・35点差。「あと3点足りなかった。ごめんなさい」と悔やみながら取材ゾーンに現れた町田は、すぐに個人戦に向け壮大な“逆襲プラン”を披露した。
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