台湾球界、明暗分ける元虎戦士たち
台湾プロ野球(CPBL)は前期が佳境を迎えている。ラミゴがトップを走り統一が2位に付けている。
元虎戦士たちは奮闘を続けている。
中信兄弟の林威助は5月12日に古傷でもある左膝の内視鏡手術を受けた。現在はリハビリ中だ。
ここまでは26試合に出場し、打率・192、1本塁打、10打点。故障もあり不本意な成績に終わっている。手術といっても軽度のクリーニング手術とあって本人は今季中の復帰を目指しているという。
義大の蕭一傑は息を吹き返した。シーズン序盤はリリーフでフル回転、疲労から打ち込まれるシーンが次第に目立っていたが、ここにきて先発に転向した。5月11日に中信兄弟戦で今季初先発すると5回無失点で勝利投手になると18日の統一戦でも6回1失点の好投で4勝目を挙げた。
対戦相手の統一コーチである立石充男氏は「蕭一傑はウチとの試合ではいい球を放っていた。シーズン当初のキレが戻ってきている」と警戒していた。蕭一傑はここまで17試合に登板し、先発は3試合。通算4勝2敗、防御率4・09。
中信兄弟の鄭凱文は変わらず好調だ。先発ローテーションの一角を担い9試合すべて先発で3勝1敗、防御率2・09と抜群の安定感を見せている。
ラミゴの正田樹は成績不振のためシーズン途中にもかかわらず解雇となった。
台湾球界の動きも慌ただしい。先週には独立リーグ・ポップコーンリーグ「爆米花連盟」がスタート。
また、昨年も台湾で開催されたアジアシリーズが今秋も台湾開催の案が浮上。来年秋の「プレミア12」の開催地候補にも挙がっており、台湾の野球熱は上がる一方だ。
(デイリースポーツ・達野淳司)