【スポーツ】女子ボクシングが熱いぞ!モデルにグラドル、現役JK…
日本ボクシングコミッション(JBC)が9日、将来の日本女子タイトルマッチを見据えた、女子育成ランキングを作成し発表した。アトム、ミニマム、フライ、バンタム、フェザーの5階級で、世界王者経験者と現東洋太平洋王者は除外されている。
JBCが正式にランキングを作ったのは、女子ボクシングにとって大きな一歩ではないだろうか。競技人口が年々減っているのは現実だが、リングには注目の選手が多々いる。トップに位置する藤岡奈穂子(竹原慎二&畑山隆則)、小関桃(青木)を始め、世界王者は6人を数える。それらトップを追う“彼女”らの励みになるはずだ。
女子ボクシングは実力に加え、それぞれの選手が個性のアピールでも競い合っている。例えば、現東洋太平洋女子スーパーバンタム級王者の後藤あゆみ(ワタナベ)は元ミス府中(東京都)の元モデル。バンタム級1位の高野人母美(協栄、前東洋太平洋スーパーバンタム級王者)は現役モデルだ。
19日に後楽園ホールでデビュー戦を行う大関沙織(EBISU、s BOX)はモデルとHONDAライダーズフレンドを務める。オートバイファンの間では知らぬものがいないほど有名な美女。この日は現役女子高校生の鈴木なな子(ワタナベ)がデビュー戦、同じく現役女子高校生ながら2年留年中小村楓香(グリーンツダ)の試合も行われる。
ミニマム級8位の郷司利也子(川崎新田)は、グラドルアイドル。アトム球6位の石川海(UNITED)はフクロウをこよなく愛し、癒やしのフクロウ喫茶を経営する。フライ級9位の佐山万里菜(ワタナベ)はAC長野パルセイロに所属した元サッカー選手。デビューを控える中山麗敏(なかやま・りーみん=TEAM10COUNT=)は元女子ケイリン選手でガールズケイリンのオープニングレースで勝利した経歴を持つ。
個性豊かな女子ボクサーたちが日々努力している。日本タイトルマッチが実現するのも近いだろう。(デイリースポーツ・津舟哲也)