「仕事帰りのコンビニで1人分のアイスを買わないで!」の衝撃

 コンビニ勤務の女性のSNS投稿が話題を集めています。それは仕事帰りにコンビニで1人分のアイスを買うのは「絶対にやめて」と1人暮らしの女性に向けて呼びかけたもの。「アイスを買うなんて家が近いな。1個だけなら他に誰もいないな」と教えているようなものだと説明し「アイスは昼間に箱で買って!」と警鐘を鳴らしています。

 この女性はほかにも「鍵に鈴をつけない」(音でその人や帰宅時間を覚えられてしまう)「帰り道のコンビニの買い物は2人分に見せ掛けたり箸を2膳もらう。アイスのほか、牛乳もアウト」「洗濯物は男物を干す(毎日取り替えること)」「帰宅してもすぐに電気をつけない」(帰宅時間を覚えられるため)などの注意点を挙げていて、すべてがおっしゃる通りでハッとさせられました。

 帰り道で気軽にちょっと買い物できるのがコンビニのありがたさ。こんなことにまで気を使って買わないといけないのなら、これはもはやコンビニエンス(便利な)ではないなとも思いますが、事件に巻き込まれてからでは遅いのです。この呼びかけをもっと広めたいと強く思います。

 私たちの若い頃は「水と空気と安全はタダ」なんていう言葉がありましたが、もう3つともそういう時代ではなくなってきました。今の若い子は大変だなあと思いながら、ストーカー被害だけでなく自宅を襲われて金品を、時には命までも失う危険性という意味では、これらの注意点は独り住まいの高齢者にも当てはまるのではないでしょうか。

 実際にうちの近所にお住まいのおじいちゃまは、お昼にいつも温めたお弁当を1つだけ買って、帰って来られるのです。これって1人暮らしだと言っているようなもので、例えばルーティーンとしていつも同じコンビニを利用していたとしたら、とても危険な事かもしれません。

 私もマンション暮らしを続ける中で、いくつか気をつけていることがあります。管理人さんやお住まいの方々と、何かあったら駆け込めるようなコミュニケーションを取るように心がけること、オートロックを解除する時に後ろに人がいないか確認すること。窓を開けて寝ない、宅配便が来た時はどなたからの荷物なのか確認する。いろいろと注意を払ってきたつもりですが、まだまだ思ってもみない危険がたくさんあるのだろうと思います。

 つい先日のこと、祇園花月出演のためスッピンに帽子、そして大きなリュックをしょって楽屋口に急ぐ私の後ろにぴったりとついてくる足音が。つかず離れず一定の距離を保ちながら人の気配。「エッ?私つけられている!?」。気づいただけで心臓はバクバク。そして、楽屋口までたどり着いた時、思い切って振り返ると、そこには何と後輩芸人シャンプーハットのこいちゃんの姿が。「僕の事、警戒してたでしょ?でも行き先が同じだったからしょーがないでしょ。僕は僕でエライ荷物の多いおばはんやなあーと思ってました」。なあんだ。でもなんか失礼しちゃうわ(笑)

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