「新日本」（９日、東金アリーナ）

　天山広吉、小島聡組のＩＷＧＰタッグ王座への挑戦を目指すランス・アーチャー、ハーリー・スミス組が、直接対決で白星を挙げた。スミスがシャープシューター（サソリ固め）で天山からギブアップを奪い、挑戦へ大きく前進した。

　アーチャーは「ミーとハーリーはＫＥＳ、キラー・エリート・スクワッドだ」とチーム名を発表し「ＩＷＧＰタッグチャンピオンになるぞ！」と得意満面。天山は「まさにツームストーン…」と、肩を担がれて引き上げ、小島は「毎日平均点。１０点を積み上げてるだけ。俺にも天山にも余力はある」と強がった。

　また、ノアの丸藤正道との対戦を希望し、丸藤から「ノアに来い」との回答を受け取った小島は「さすが副社長、話が早いし仕事もできる。補任がＯＫなら何も問題ないだろ。口に出した以上やるつもり。ケジメつけさせてもらう。どこでもいい」と、ＩＷＧＰタッグよりはるかに前向きな姿勢を見せていた…。