デルフィン和泉市議マスク姿で初登庁

 大阪府和泉市議選で当選した大阪プロレス元社長で覆面レスラー、スペル・デルフィン(本名・脇田洋人)氏(45)が24日、初登庁した。各会派の代表者が議場でのマスク着用について対応を協議し、「本人の意思に委ねる」として認めた。他人のなりすましへの懸念や「傍聴者にはサングラスや帽子を取るよう求めるのに、議員は良いのか」との声も上がったというが、登庁の際に議会事務局が本人確認をすることなどで落ち着いた。

 目と口元があいたマスク姿で現れたデルフィン氏は「和泉市の知名度向上にも一役買うのでは」と話した。和泉市出身の同氏は、市のマークが入った特製マスク着用も検討中という。03年には岩手県議に当選したザ・グレート・サスケ氏がマスクの着用を明言。他会派の反発を受け、顔の露出を高めたマスクの使用で決着した。

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