真田がTV初代王者!新時代の幕開け
「全日本」(7日、後楽園ホール)
旗揚げ40周年シリーズ開幕戦は、初代TV選手権争奪トーナメント決勝で、24歳の真田聖也が仲之上靖文との“生え抜き対決”を制してシングル初戴冠。「ベルトの価値を高めるのが使命」と、新時代の幕開けを予告した。3冠戦敗退で“爆弾男”となった諏訪魔は、テレビ解説を務めた蝶野正洋と不穏な接触。蝶野は諏訪魔に右拳を突き出し、後見人としての共闘を示唆した。
スコット・ノートンと再合体した武藤敬司は太陽ケア、渕正信組を撃破し、蝶野も加わってnWoトリオを再現。3冠王者の船木誠勝は大森隆男とのV2防衛戦(21日・名古屋)への前哨戦を制し、“ゲット・ワイルド”に解散を宣告した。世界ジュニア王者の大和ヒロシはDDTのケニー・オメガを撃退し、報復のV3防衛に成功した。