亀田大毅&和毅、来春にも世界戦
ボクシングの亀田3兄弟が所属する亀田ジムは16日、WBA世界バンタム級王者の長男・興毅の5度目の防衛戦(12月4日、大阪・ボディメーカーコロシアム)のアンダーカードに出場する同スーパーフライ級2位の次男・大毅(23)と、WBC世界バンタム級3位の三男・和毅(21)の対戦相手を発表した。ともに55キロ契約10回戦で、大毅はインドネシア・フェザー級王者ジェームス・モコギンタ(21)=インドネシア=と、和毅は元フィリピン・バンタム級王者レイ・ラスピニャス(26)=フィリピン=と対戦。2人は快勝して、来年春にも世界戦を行いたいとの意向を示した。
前哨戦を突破して世界獲りだ。昨年12月にWBA世界スーパーフライ級王者テーパリット・ゴーキャットジム(タイ)に敗れて以来の再起4戦目に臨む大毅は「次は世界やから、いい試合して世界に行きたい」と宣言した。
照準となる同級のWBC王者・佐藤洋太(協栄)とテーパリットは大みそかのトリプル世界戦(大田区総合体育館)に出場するため、その結果次第だが、大毅は「やっぱりテーパリットとやりたい」と雪辱に意欲。見通しを「どっちも同じ12月に試合するから、(対戦は)来年4月か5月やろ」と話した。
日本時間10月28日にメキシコでKO勝ちしたばかりの和毅も「来年、チャンスがあれば世界に行きたい」と宣言した。一時は佐藤との対戦も浮上したが消滅し、「みんな逃げてしまう。チャンスがないなら階級上げる」と、スーパーバンタム級での挑戦を示唆。「(時期は)来年5月ぐらいちゃうか。スーパーバンタムなら相手は(WBC王者)アブネル・マレス(メキシコ)」と話した。両者のプロモーターが協力関係にあり、交渉もしているという。来年こそ3兄弟世界王者を実現する。
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