「大日本」（２４日、後楽園ホール）

　最侠タッグ戦はデスマッチ派の宮本裕向、木高イサミの“二丁拳銃”が、ストロング派でＢＪＷタッグ王者の岡林裕二、忍組を倒してＶゴール。昨年はタッグ王者として公式大会制覇に挑みながら４強止まりだったが、今回は優勝と同時にタッグ王座にも返り咲いた。

　伊東竜二、塚本拓海組とのデスマッチ代表戦は、イサミがラダーからの急降下ダブルニーで塚本を圧殺。有刺鉄線ボードを持ち込んだＶ舞台は、宮本が蛍光灯爆破のファイヤーサンダーで岡林を仕留めた。層の厚いタッグ戦線をＶ走破し「信頼し合うことで成長した。ベルトは副産物だけど高めていきたい」と防衛ロードにも意欲を見せた。