「ＷＢＡ世界スーパーフェザー級暫定王座決定戦」（８日、ラスベガス）

　世界６階級制覇王者マニー・パッキャオ（３３）が４階級制覇王者ファン・マヌエル・マルケス（３９）に６回ＫＯ負けした試合のアンダーカードで、内山高志（ワタナベ）が保持するＷＢＡ世界スーパーフェザー級王座への挑戦者決定戦の意味合いが強い同暫定王座決定戦が行われた。

　アテネ五輪フライ級金メダリストで前ＷＢＡ・ＩＢＦフェザー級王者ユリオルキス・ガンボア（キューバ）が、７月に内山に挑戦して負傷引き分けとなった同８位マイケル・ファレナス（フィリピン）に判定勝ち。内山も対戦を希望しており、大みそかの６度目の防衛戦に成功すれば実現の可能性が出てくる。