小橋引退試合「5月武道館」有力
2012年12月15日
今年2月から長期欠場中の小橋は、体調回復と調整に、あと半年弱の期間を見込んでいる。4年前から左腕、左足に力が入らなくなった原因の首を7月に手術。首に骨盤の一部を移植したが、直後の8月にセラミックを埋めた骨盤の一部の亀裂が判明した。リハビリと練習再開が大幅に遅れると、当初の復帰の意思は揺らぎ、引退へと変わった。
患部の治癒まで半年かかるため、受け身練習などの解禁は来年2月以降。そこから“集大成”の一戦へ合わせていく。万全でない体ながら、この日も都内のノア道場で2時間以上練習した。小橋は「しっかりした状態にしたい」と引退試合への決意を明かした。限られた時間で目いっぱいの調整を誓っている。