“嘘iPS”森口氏プロレスに登場!
「ドラゴンゲート」(20日、後楽園ホール)
ドラゲーのリングに“iPS細胞”が注入された。20日、後楽園ホールで行われたプロレス団体「ドラゴンゲート」のリングに、一連の騒動の渦中となった森口尚史氏(48)が前触れもなく登場。特殊な細胞を仕込んだというクリスマスケーキを持ち込み、リングを席巻した。
ケーキを顔に浴びたマッチョな覆面レスラー、サイバー・コングは「痛い!」ともん絶した。その場では何も起こらなかったが、森口氏は「今すぐには何も起こらない。徐々に効いてくる」と不気味な言葉を残した。
負けた方が罰ゲームとして顔にケーキをぶつけられるというルールで行われた、望月成晃と問題龍のシングルマッチが発端だった。問題龍のセコンドについていたサイバーがアシストに失敗し、望月が6分40秒、フォール勝ち。直後に望月は、罰ゲームの仕置き人として極秘に呼び寄せていた森口氏をリングに招き入れた。
望月陣営から「今、ここで騒動のちゃんとした答えを出そうじゃないですか」とマイクを渡された森口氏は、意味不明の言葉を並べつつ「ケーキの中に、ある特殊な細胞を仕込んでいる。当たると、とんでもないことが起こる」と予告。これを聞いた問題龍が、「インチキ教授のケーキを、何で食らわなければいけないんだよ」と毒づき、ケーキを奪ってうさ晴らしにサイバーの顔を襲撃した。
サイバーは白いクリームにまみれて一通りもん絶したが、「あれ、何も起こらないじゃないか」とあっけに取られた様子。これに対して森口氏は「1カ月くらい後に…」と、意味ありげに笑って会場を後にした。果たして本当に、サイバーに何かが起こるのか。