新日会長「桜庭勝利へ」声でサポート

 「新日本」(4日、東京ドーム)

 木谷高明会長(52)が3日、IWGPインターコンチネンタル選手権でセコンドに就く桜庭和志(43)の勝利のため、あらためて全力を尽くすと宣言した。都内での「新春!大プロレス祭り」に来場した同会長は、王者・中邑真輔対桜庭を「21世紀の猪木対ルスカ」と表現。決戦直前で緊張が高まっているという。

 リングサイドで見守るだけのつもりはない。「ひと呼吸入れろ!」「スカして場外エスケープ!」などの指示で“戦力”になるとした。桜庭からの信頼は大きく、「“ダメだと思ったらタオルを投げて下さい”と言われている」と明かした。

 同イベントでラジオ収録に参加したOBの前田日明氏も「見ている人にショックを与える試合をして欲しい。2人とも、そういう遺伝子を持っているので楽しみ」と期待する一戦。木谷会長の金言が“紙一重の勝負”の行方を決めるかも知れない。

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