再スタートで“ニュー八重樫”見せる

 「ボクシング10回戦」(5日、後楽園ホール)

 前日計量が4日、都内のJBC本部事務局で行われた。50キロ契約10回戦のWBA世界ミニマム級7位・八重樫東(大橋)は49・9キロ、対戦相手のサンムアンローイ・ゴーキャットジム(27)=タイ=は50・0キロで、それぞれ1回目でパスした。

 昨年6月の井岡一翔(井岡)とのミニマム王座統一戦以来となる再起戦に臨む八重樫は50キロ契約(10回戦)で、ライトフライ級のリミットより1・1キロも重い。ほぼ2階級上げての再スタートだ。アマ、プロを通じて最も重い体重での実戦となるだけに「減量は楽だったけど、(クラスを上げたことで)もちろん不安はある」と慎重になるのは当然だろう。

 それでも、フィジカルトレーニングで鍛え上げ、パワーアップには確かな手応えをつかんでいる。「ミニマムの時とは体の状態が全然違う。この階級でもやれるというところを見せたい」と半年ぶりのリングで“ニュー八重樫”を見せるつもりだ。「この階級でどういう動きが出来るか。自分にとってのテストマッチ」。今後の路線を決定づける一戦だけに、結果とともに内容も問われる。

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