猪木、石井に“ショーマンシップ”注入
アントニオ猪木会長(69)が9日、都内で会見し、昨年大みそかの「INOKI BOM‐BA‐YE」で、ティム・シルビアに勝った石井慧(26)にダメ出しした。
元UFCヘビー級王者を判定で下したが「もう少し、何かを教えてあげないと。どんなコーチが教えてるのか知らないが、プロは負けて人気になる選手もいるし、勝ちっぷりも大事。お金取ってますからね」とバッサリ。石井は今年もIGF参戦に意欲を見せており「教えられるのは歴史からいって、おれしかいない」と、“ショーマンシップ”をたたき込む構えだ。
さらに「マッチメークでも、あれはやだ、これはやだじゃなく、ファンが望む試合をやれよと。バリューはあるんだから、もったいない」と、自身の『いつ何どき、誰の挑戦も受ける』精神を説いた。